陰キャ旅行シリーズ 〜冬の新潟編①〜
新シリーズです。このブログ(シリーズ)では陰キャが旅行する模様を載っけていきたいと思います。第1弾は新潟編です。誤字、脱字はお許しを。
とりあえず雪の降るところへ行きたいと年が始まってふとすぐ思った。東京(駅)から近い雪国と言えば日本海側新潟一択である。「よし新潟に行こう!」と思い2週間程前の放課後に指定席券売機に出向きMAXとき315号のグリーン車特急券を奮発し購入した。なぜMAXとき315号にしたかというと、まず一つ目の理由が好きなアイドルグループNGT48の楽曲の名前になっているからである。二つ目の理由がMAX(2階建新幹線)に使用されるE4系が廃止への余命宣告を受けたからである。そしてこのMAXとき315号も3月のダイヤ改正にE4系から新型のE7系に置き換えられる。実質的なMAXとき315号の廃止である。以前から時間のある時には乗ろうと思っていた。筆者自身もE4系には思い入れがある。初めて乗った新幹線がこのE4系上越新幹線であった。それ以降、上越新幹線を利用する時はE4系になるべく乗ることにしている。
そして、昨日、かねてからの念願だったE4系のグリーン車に乗車。とてもいい座席だった。鉄道ファンの間では「現存する新幹線グリーン車ではNO.1」
とも呼ぶ人も少なくは無い。とてもいい座り心地だった。スキーの繁忙期ということもあり指定席、グリーン席ともに満席だったと車掌さんからアナウンスされた。停車駅は上野、大宮、高崎、上毛高原、越後湯沢、浦佐、長岡、燕三条、終着新潟である。(途中、越後湯沢ではMAXたにがわ315号ガーラ湯沢行きと切り離しという形)
列車は富士山の麓、関東平野を駆け抜け、上州一の大都会高崎に停車。遠くに見える浅間山、妙義山あたりは雪をかぶっていた。列車はあっという間に上毛高原に到着。その後上毛高原に停車。とても晴れていた。上毛高原を出るとすぐに大清水トンネルに入る。とても長いトンネルである。しかしトンネルを抜けると空が灰色で雪が舞っていた。高架下の道を見ると大量の雪が積もっていた。スキーヤーにはたまらないだろう。僕自身久しぶりにあんな量の雪を見た。上毛高原でガーラ湯沢に行くたにがわ号を切り離し一路浦佐へ。浦佐の次は花火大会でお馴染み長岡。長岡から先は越後平野を駆け抜ける。一番好きな風景である。雪が舞っている車窓から微かに米山や火打山を眺めることもできた。列車は燕三条に到着。燕三条からは一気に都会に入る。10分ほどで北陸第3の都市、終着新潟に着く。約2時間15分ほどの上越新幹線の旅である。
(②へ続く)
(新潟駅・万代口)